リニア開通後の新幹線
2027年(俺は36歳…)にリニアが開通するらしいが、リニア開通後の新幹線っておわコン化してしまうんじゃないか。
なんてことを、岡山⇄名古屋のひかり車内でふと考えるに至ったので、少し調べてみた。
・東京〜新大阪間 最短2時間半
東海道リニア
・東京〜大阪 最短67分
・新幹線に毛が生えた程度(1,500円ぐらい)で乗れる予定
今2時間半かかっているところが1時間になる。それが1500円ぐらい足せば実現可能。
これだけ見ると新幹線のおわコン化は必至のように見えるが、あくまで東京大阪間開通後の話だ。
実際は2027年にはなんと、名古屋までしかリニアが開通しないとか。
じゃあいつ大阪までリニアでいけるのかというと、
なんと
2045年になるらしい。
2045年というと、俺が54歳になる年だ。
too lateと言ったところか。
2045年というとどんな未来が待っているのだろう。
そもそも、日本自体がおわコン化している可能性もあるような時代な気もする。(と言いながら、経済についてはよくわかってはいないが)
TwitterやInstagramが台頭してから、Facebookは「親父臭く」なってしまった。
ネットを使いこなせるおじさま達が、こぞって自己顕示のためのツールとして用いるようになった頃にはすでに、
流行に敏感な若者達が別のSNSに移行したためだろう。
現在頻繁に利用している年齢層的にも、SNSとしての時代的にも、「前時代的」な臭いが強くなってしまった。
リニア開通後の新幹線も、Facebookのようになってしまうのだろうか。
かたや、スカイツリー開業後の東京タワーのように、
新時代との対比によって良い意味で前時代の趣を感じさせてくれるような、味のあるモノへと変質を遂げるのだろうか。
どちらにせよ、2027年までは東海道新幹線は安泰だろう。
だって、東京から大阪方面に向かっていて名古屋で降りる人ってあんまりいないでしょ。
大阪まで開通してはじめて、リニアの真価が問われる時が来るはずだ。
またその頃にはじめて、
老害と化した俺が「あの頃は良かった」
とぶつくさ言いながら、リニアを批判しながら新幹線に乗る時代が来るのか
新幹線がみんなの記憶から消え去り、長距離移動と言えばリニア一択の時代が来るのか
どちらの時代が訪れるかも同時にわかるだろう。
ただ一つ言えることは、どちらの時代が来るにせよ、その頃には自分が54歳だと思うと、全くもってワクワクしないということだ。