大学生におけるアルバイトの序列
大学生におけるアルバイトとは、各々学生によってその存在意義が変わるものだと認識している。
例えば体育会の学生にとっては、アルバイトは単なる遠征費を稼ぐ手段であることが、多い。
僕は部活動はしていないが、スキー部に所属している友人がよく、夜勤でパンを作っていた。
彼は人格者であるが、夜通しパンを作っては、その単調作業のあまりの苦痛に、時たま愚痴をこぼしていた。
就職活動における話題作りとしてアルバイトをするものもいるだろう。
僕は某カフェチェーンで働いているのだが、カフェなどはまさに、話題作りの一環として働いている学生の宝庫でもあるはずだ。
僕のように、アルバイトが生活費を稼ぐために、不可欠なものであるという学生も少なからずいるだろう。
僕は工学部の機電系に所属しており、就職活動をするにしても、恐らく工場や研究所で働く未来を想定して、就活をすることになるであろう。
技術者にとってもコミュニケーション能力が必要であることは自明だが、やはり、大学での研究内容や勤勉さがより、素質として求められる職業だと思うのだ。
僕はアルバイトの序列を優先し、失敗した。
ダブった。
もちろん自らの怠け癖がダメダメだということは百も承知であり、アルバイトだけが理由ではない。
が、アルバイトを優先しすぎたことは、明らかに学生としての本分にまで影響を与えたはずだ。
金を稼ぐという学生の本分でない、あくまで副次的な活動を、どれぐらいの序列におくのか。
どれぐらいの塩梅で続けていくのか。
財布と相談して決めていかなければならない。
ちゃんと勉強します。
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